入れ歯治療

入れ歯

入れ歯

当院では、ノンクラスプデンチャー(金属を使わない入れ歯)を採用しております。また、ユニフィット・デンチャーは、審美性と装着性を重視した設計で、透明な特殊樹脂を採用しています。
従来の入れ歯に比べて、使用感が少なく口腔に合いやすいことが特徴です。当院では検査から着装・調整まですべて一貫して対応しております。

認知症と噛み合わせの関係性

認知症と噛み合わせの関係性

介護認定率と同じく、認知症も年齢を重ねるごとに急激に増加します。歯がなくなって義歯も入れない人は正常な人の1.85倍の認知症リスクに晒されていると言われます。
また、大脳にある記憶を司る「海馬」という部分の体積を量った調査においても、歯の数が少なく なると、この海馬の体積も小さくなると言う結果が報告されています。
「噛む」ことは脳にも影響を与えることがこの調査からわかると思います。

骨折・転倒の予防にもなる

歯が少なく、義歯を入れていないと転倒リスクが高くなるというデータがあります。高齢となり、歯が少なくなったとしても義歯を入れることで転倒リスクを下げることが期待できます。

骨折・転倒の予防にもなる

<方法>
2003年に愛知県に居住する65歳以上の健常者を対象としてアンケート調査を行った。そして,最初の調査時点で過去1年間に転倒の経験がない者のうち,3年間追跡できた1763名の3年後における過去1年間の転倒経験と,歯数および義歯使用の有無との関係を検討した。

<結果>
20歯以上の人に対して19歯以下で義歯未使用の人の転倒リスクは2.50倍であった(図)。なお,19歯以下で義歯を使用している人の転倒リスクは1.36倍であり,20歯以上の人との間に明らかな(統計学的に有意な)違いは見られなかった。

歯の健康は「健康寿命Jを延ばします!転倒リスク2.5倍認知症発症リスク1.9倍誤嚥性肺炎および感染症の発症リスク 

摂食・嚥下(食べる・飲み込む)との関連性

摂食・嚥下(食べる・飲み込む)との関連性

高齢者で大事なのが食べて、飲み込むという「摂食・嚥下」機能の維持です。特に年齢を重ねると、のどの動きが鈍くなり、「むせ」が起きやすくなってしまいます。
「むせ」が起きた時に、口の中の細菌がのどに落ちていかないように口の中を清潔に保つことや、飲み込みの訓練を行うことが非常に重要です。口腔管理を実施することで誤嚥性肺炎や発熱を防ぐことができるのです。

メタボと咀嚼咬合の関連性

メタボと咀嚼咬合の関連性

咀嚼咬合にはメタボとも関連があります。BMI が高い肥満状態において、脳血管障害などにより死亡のリスクが高まる「メタボ」の概念が存在しますが、その現象が顕著に認められるのは中年層および60歳代までということを知っていますか?
実は高齢者においては「スリム」から「痩せ」の人の方が死亡率は高いことがわかっています。つまり高齢者では栄養不足にならないよう「メタボ対策から痩せ対策」が重要です。そのためには、しっかりと栄養を摂れる口腔作りや、食べ方の工夫が必要になります。
歯ぎしりやいびきの悩み、顎関節症、銀歯や被せ物が気になる、さらには摂食嚥下に関する問題などの口腔内におけるトラブル、ぜひ一度ご相談ください。

入れ歯の種類と費用

ノンクラスプデンチャー(金属を使わない入れ歯)

金属の留め具(クラスプ)がなく、笑った時に金属が見えないようにする入れ歯です。

ノンクラスプデンチャーのメリット

  • 保険適用の入れ歯と違い、素材が軽く、柔軟性があるため、違和感が少ない
  • 金属のバネがないため、笑った時に目立ちにくく、残っている歯への負担が少ない
  • 金属アレルギーのリスクがない

ノンクラスプデンチャーのデメリット

  • 素材の寿命が短く、2~3年で新しくするか修理する必要がある
  • 強度が高くないため、噛み合わせによっては壊れやすい
費用 110,000~220,000円(税込)

ユニフィットデンチャー

金属を使用せず特殊な樹脂(特殊軟性樹脂)で作成した入れ歯です。

ユニフィットデンチャーのメリット

  • 柔軟性と吸着性に優れているため、歯茎にフィットしやすい
  • 従来の入れ歯に比べるとはるかに軽量である
  • 金属アレルギーのリスクがない

ユニフィットデンチャーのデメリット

  • 装着する際にお湯に付ける手間がかかる
  • 加齢により歯茎が下がってきた場合は修理が必要となる
費用 110,000~220,000円(税込)

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